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  • 1. 特別栽培米とはどんなお米? 特別栽培とは、自然環境に配慮し、自然の力・作物本来の力を使って育てる栽培方法のこと。農水省のガイドラインでルールが定められており、農薬や化学肥料の使用は規定の半分以下に減らすというのが大きな特徴です。すべての基準をクリアして認定を受けたものだけを「特別栽培農産物」と表示できます。   ◯特別栽培米については、こちらの記事が参考になります! 「特別栽培米」って何?どんなお米なの?米づくりのプロが詳しく解説します   後藤社長「御稲プライマルの特別栽培米は、地元でつくられた堆肥と有機質の肥料を使っています。また、田んぼまわりの雑草も除草剤を使わずに人力で草刈りをしているんですよ。日照不足や低温が続くなど天候が悪いと稲が病気になりやすいのですが、もし病気になってしまっても追加で農薬が使えないので、特別栽培米は日々の管理にとても気を使います。」   2. 特別栽培米はおいしい! 当社では収穫したお米のあらゆる分析・測定を行っています。全般的に当社のお米は甘みや香りがあるのですが、特別栽培米はより一層それらを感じられるようです。実際に食べてみても、他のお米と比べて粒がしっかりしてかみ応えがあり、甘くて味わいが違うと感じます。   3. なぜおいしい?特別栽培米のおいしさの理由 では、特別栽培米がなぜおいしいのか、これはあくまで私見になりますが、作物が自然に近い形で健康的に育っているからではないか?と考えています。農薬や化学肥料の使用量が減って、土壌が持っている自然の力や作物自体の力が存分に引き出されて、お米が元気に育つからだと思います。 例えば、鶏のケージ飼いと平飼いを思い浮かべると分かりやすいかもしれません。ケージ飼いでは、常に空調が制御され栄養バランスも調整され病気などにも素早く対処できます。一方で平飼いの場合、鶏の行動範囲が広いため外敵によるケガなどのリスクが高まりますが、ストレスが大きく軽減されます。どちらの環境で育った卵や肉がおいしそうだと思いますか?何となく平飼いの方が、のびのびと力強く育っておいしそうなイメージが湧きませんか?同じような理由で特別栽培米もおいしく感じられるのではないでしょうか。 特別栽培米に長年取組み続けてきましたが、農薬や化学肥料を抑えることによって、実際に土が変わってきたと感じています。土が変わって、作物の出来も変わって、食べたときの味にも違いが出てきたと感じるようになりました。   後藤社長「特別栽培=必ずおいしい。とは言い切れません。農薬や化学肥料を減らしたら絶対においしくなるのではなく、自然の力で健康的に育った場合、作物本来の味わいが強く感じられておいしいのでしょう。もちろんおいしさの感じ方には個人差があることが前提になります。」     4. 特別栽培米のおいしさの裏にある安心安全とは 特別栽培米の「安心安全」について触れたいと思います。特別栽培というと「安心安全」と思われる方が多いでしょう。私たちつくり手にとっては、この言葉は非常に慎重に扱わなければならないと考えています。 「安心」は前述のおいしさと同じように個人差があります。国産で安心する、ブランドで安心する、人で安心する… 様々な要素に対して自分の価値観というフィルターをかけたときに納得できるもの、それが「安心」です。 一方、「安全」は数字で表すことが可能で客観的に見ることができます。つまり、誰が見ても明らかに判断ができるのが「安全」です。 これらを踏まえたうえで、私たちができること・すべきことを次のように考えています。 ①お客様が安心判断できる材料や仕組みを整えること。 ②可能な限り客観的および科学的な裏付けを示すこと。 特別栽培米においては、農薬の使用回数や化学肥料の成分量が農水省の規定で明確に定められていることや、商品に貼付されているラベルで栽培履歴等の詳細や生産者情報を確認できることがお客様の「安心安全」につながるかと思います。   5. 土地の力でおいしく育つ 自然の力を最大限活用する特別栽培米は、その土地の気候風土とは切っても切れません。御稲プライマルの特別栽培米がおいしいのは、この土地の持つ力のおかげでもあります。 ここ福島県本宮市は昔から米どころとして有名で、江戸時代より御城米として幕府に納められていました。東には阿武隈山地から連なる山麓、西には日本百名山に数えられる安達太良山の山容を望め、市内には安達太良山の神々を祀る安達太良神社もあります。自然の豊かさと四季の移り変わりを間近で感じられる地域であり、山々が育んだ肥沃な大地と温暖な気候が、米づくりに適した環境を与えてくれています。 米づくりに欠かせない水にも非常に恵まれています。一級河川である阿武隈川をはじめとした様々な川、複数の湧き水や清水、そして市内の水源として中核を担っている安積疎水(用水)があり、安定して良質な米づくりを行うことができます。水が豊富な土地だからこそ、米づくりが根づいたのでしょう。やがて酒や味噌、糀へと米文化を軸に食の進化を続けてきました。 当社の特別栽培米をつくっている本宮市青田地区は特に、水だけでなく土や気候も米づくりに適していると地元でも有名です。米の生育には、夏は夏らしく、冬は冬らしい気候で、特に夏の昼夜の寒暖差が大きいほどいいと言われています。また、土は粘土質が適しているようですが、ここはまさにそれらの条件がそろっている素晴らしい土地です。   後藤社長「ここ本宮市は豊かな自然に囲まれ、水、土、気候にも恵まれて、米づくりに本当にいい土地です。おいしいお米ができる水田をずっと大切に残していきたいから少しでも環境に負荷をかけたくないという想いもあります」   6. おいしさをキープする特別栽培米の管理 せっかくおいしく育ったお米も管理次第では品質が悪くなってしまうため、収穫後の製造管理にも気を配っています。手塩にかけて育てた特別栽培米をよりおいしく味わってもらえるように、御稲プライマルでは製造から発送まで一元管理にこだわっています。 〇商品製造について 精米機は使用していると米ぬかが段々と固まって機械に付着し、それがお米と一緒に混入してしまう恐れがあるので注意が必要です。特に無洗米機は使用する度に清掃しています。異物混入がないか、充填後も目視確認を行っています。 〇保管について お米の保管は温度管理が重要です。低温倉庫にて年間14℃~15℃(お米の保管に適している)を維持して保管しています。また、害虫駆除業者と連携して、ネズミや虫が倉庫内に侵入しないよう年間を通して対策しています。 〇発送について お客様に喜んでいただけることを思いながら、ていねいに確実にかつ迅速に、スタッフが一致協力して作業を行っています。ご注文いただいた商品は、「商品名・内容量・お届け先・商品状態」などに不備がないか、二人体制で厳重に確認を行い発送しております。 〇梱包について クラフト袋と真空パックの2種類を用意しています。クラフト袋は、すぐに使い始めたい方や環境配慮へ取組みたい方にオススメです。真空パックは長期保存が可能なので、備蓄などに推奨します。当社の品質保持試験では、最長1年半まで品質が保たれています。 〇その他 当社は、JGAPとFGAPの認証農場となっています。この認証制度は、自然環境を意識した栽培、リスク管理や農場運営の考え方などが求められています。これらの基準項目に適合した上で、米づくり商品づくりを行っています。 [caption id="attachment_988" align="aligncenter" width="579"] 御稲プライマル後藤社長[/caption] ■教えて後藤社長 Q&A Q 農薬や化学肥料は使わない方がいいの? A 農薬や化学肥料を使用するかどうかは生産者の経営判断によります。使うからいい、使わないからいいということではなくて、どういった米づくりをしたいかなんですよ。例えば、害虫を忌避する農薬を使うと害虫対策は楽で、お米の仕上がりもきれいになります。一方で、それを使わないと甚大な害虫被害が出て、収穫量が少なくなったり見た目も悪くなったりしますよね。そういったリスクを作り手がどう判断するかということです。 Q 御稲プライマルの特別栽培米には農薬や化学肥料を使っていますか? A 私は農薬や化学肥料を極力使わないことに賛成ですが、最低限は活用するというスタンスです。人間で例えると、風邪をひいたら風邪薬を飲みますよね。それくらいであれば稲に対しても影響がないと思っています。薬を一切使わない方がかえって身体が悪くなる場合もあるかと。過剰はもちろんだめですけどね。基本的には、少しでも自然の状態に近づける努力をして循環型農業をしていきたいと考えています。 Q 販売している特別栽培米の種類について教えてください! A 品種はコシヒカリになり、「玄米」「白米」「無洗米」からお選びいただけます。それぞれの特徴を説明します。 〇玄米…白米に比べて玄米には食物繊維やミネラル、タンパク質が多く含まれ、少量でもたくさんの栄養を摂取することができます。好みが分かれますが玄米には玄米のおいしさがあり、モチっとした食感もやみつきになりますよ。消化はあまりよくないので、初めて食べられるときは白米に少量を加えて試していってください。 〇白米…玄米に比べると栄養価は低くなりますが、食べやすく様々なおかずに合います。個人的には特別栽培米のおいしさを感じられるこちらをオススメします。 〇無洗米…お米の研ぎ不足、過剰な研ぎ、米の砕けがなく、ごはんの炊き上がりにムラがありません。うま味を残した無洗米製法なので、お手軽においしく食べられるところがいいですよ。 Q 特別栽培米のおいしい食べ方はありますか? A 味や香りが強いお米なので、シンプルに食べてもらうのが一番だと思います。まずは素材を堪能できる、塩おにぎり。それから、海苔や漬物などと合わせて食べてみてください。ぜひ、よく噛んで味や香りを楽しんで欲しいです。ごはんを深く美味しく味わうことができますよ。 Q 特別栽培米のおいしい炊き方は? A 少し固めに炊くと、食べたときにお米の弾力を感じられて、いっそう味わいが際だちます。水の量は少なめ(炊飯器のメモリの下くらい)にして、浸水時間を30分ほどとるといいですよ。新米の場合はさらに水分量を減らしてくださいね Q 特別栽培米をおいしく保つ保存方法は? A 温度と湿度がポイントです。14度くらいの冷暗所での保管がベスト。夏は特にお米の保管に気を付けてください。家庭ではペットボトルなどの容器に入れて、冷蔵庫の野菜室やシンク下に保管するのがいいと思います。 [caption id="attachment_989" align="aligncenter" width="579"] 御稲プライマル 特別栽培米 収穫[/caption]
  • 最新情報はこちらから↓ https://www.instagram.com/miine_primal/ ⁡今年もいよいよ実りの時期を迎えました! 『どろんこ田んぼ遊び2022〜秋の収穫祭』開催します!! ●日程:2022年11月3日(木祝) ●開催時間:9時〜15時30分 ●場所:本宮市青田公民館&グランド&田んぼ ●住所:福島県本宮市青田来ノ池55 ●お問い合わせ先:どろんこ田んぼ遊び事務局          TEL  024-983-7398 ⁡ ・・・・・・・・・・・・・・・・   【田んぼ遊び】 ・稲刈り体験 ・焼き芋づくり ・どろんこ体操 ・お土産(地元野菜) ※事前申込が必要です。 ※10月8日(土)9時〜オンラインにて予約開始! ※追加枠や当日枠の予定あり。 ⁡ ●時間:〈第一部〉9時00分〜11時10分    〈第二部〉12時30分〜14時40分 ●参加費:500円/1人    ※田んぼへ行かれる方、全員共通の参加費となります。    (参加費は当日お支払い/保険料含む) ⁡ ・・・・・・・・・・・・・・・・ ⁡ 【フリーイベント】 ※事前申込み無しで参加できます。 ・動物ふれあい(うさぎさん、羊さん) ・くつとばし ・タイヤ遊び ・トレイン ・飛行機とばし ・どんぐりとまつぼっくり工作 ・かぼちゃにお絵かき ・昔ながらの脱穀体験 ・精米/もみすり体験 ・稲穂のしおりづくり ・トラクターに乗って記念撮影 ⁡・・・・・・・・・・・・・・・・ ⁡ 【マルシェ&スタンプラリー】 ⁡ ★マルシェ出店者紹介★ ・大天狗酒造/日本酒、ちーず酒スフレ ・糀和田屋/糀生チョコ、フルーツ甘酒 ・食べることは生きること/簡単味噌づくりワークショップ ・鈴石屋魚店/魚屋のこだわり海鮮丼 ・大玉カレー/大玉村産の野菜たくさん大玉カレー ・a sobbed lab./モグチキ、じゃーがーアンタギー ・名郷糀屋/糀の鶏唐揚げ、豚汁、おかず味噌、玉こんにゃく ・露伴亭/スリランカカレー、シフォンケーキ、ラムネ ・本宮烏骨鶏/平飼い卵(もみじ、烏骨鶏酵母卵) ・島田海苔店/ノリノワール、味付けいなり ・鈴木醤油店/丸大豆しょうゆ平右衛門、醤油アメ ⁡・山麓のパン屋いっさ/サゴハチバケット、カンパーニュ ・おやつ カフレノ/スコーン、クッキー、マフィン ・きよミルク/アイスクリーム ・勢州屋/珍しいおつまみ ・えがお福島/サゴハチフランク、リンゴジュース ・韓国家庭料理シオン/チヂミ、キムチ、イカキムチ ・御稲プライマル/桃のスムージー、358、野菜、新米 ⁡⁡ 最新情報はこちらから↓ https://www.instagram.com/miine_primal/ ・・・・・・・・・・・・・・・・ ※コロナ対策に、ご協力お願い致します。マスク必須となります。受付にて、検温&記帳願います。 ⁡⁡※会場入口が大変混み合いますので、スタッフの指示にご協力ください!お気を付けてお越し下さいませ。 スタッフ一同、心よりお待ちしております! みんなで、秋の味覚を美味しく食べよう!そして自然遊びを楽しもう!!⁡ ・・・・・・・・・・・・・・・・ ⁡⁡主催/ふくしま地域活動ネットワークの会 協賛/御稲プライマル株式会社 後援/本宮市、もとみやスポーツネットワーク
  • まるで魔法の調味料“三五八”はご存知ですか?「コメの価値を上げる」福島のコメ農家 動画はこちら!   https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/155972?display=1   ありがとうございます。
  •   【メディア情報】 「TV見たよ〜!」 「御稲さんテレビ出てるう〜!」 「サゴハチ食べたくなった〜!」 と、お問い合わせありがとうございます。 今週は、福島5局共同キャンペーンで TUFの渡邊文嘉アナが、御稲プライマルの 震災後から現在までを 追いかけて下さった映像をまとめて下さってます♪ 特に、今見直されている358「サゴハチ」についても取材もして頂きました。 スペシャルな放送です♪ たくさんの人に、お米の魅力&サゴハチの凄さ! をお伝えできたら嬉しいです✨ 。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜ 今週は福島県内5局がつながる #福島5局共同キャンペーン #ふくしま食リエーターFile 。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜ #御稲プライマル #お米農家#本宮市#もとみや #福島県#ふくしま #発酵食品#サゴハチ#358 #腸活 #米からはじまる加工品 #テレビユー福島 #まゆみちゃんプロジェクト #全国まゆみちゃん交流プロジェクト #ずぼら飯 #ずぼら弁当 #ずぼら腸活
  • ●7月27日付の「農業共済新聞」 の一面に大きく、超早場米「まゆみ姫」と掲載して頂きました! 2020年から「まゆみちゃんプロジェクト」と共に 本宮市自治体の関係人口早出事業と連携をして 「地域の仲間と米産業を盛り返していきたい!」と思いを米て お米から始まるストーリーを実施しています。 福島県本宮市の豊かな大地と、水からできる美味しいお米。 感謝の気持ちを米ながら、プロジェクトに参加しております。
  • 2022.07.14 できごと
    社内研修のため、下記日程で臨時休業とさせていただきます。 ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。   ●2022年7月15日(木)   通常営業は、2022年7月19日(火)からとなります。 尚、臨時休業中にご連絡頂きましたFAXやメール等は営業日になりましたら順次対応させて頂きます。
  • 沢山のご参加、ありがとうございます。 来場者人数353名!!!!みなさんに愛されて、10年。 どろんこになりながら、田んぼで遊ぼう! そして、お米の美味しさや大切さ、地域の方との関わりが 広がるとてもあったかいイベントとなりました! ありがとうございます。      
  • 達人が選んだ!発酵食品 2022.05.10 その道のカリスマがガチで選んだ 今回は「シン・発酵食品」を達人が紹介!   ヒルナンデスで放送されました!         東北の伝統発酵漬け床「三五八」が紹介されて とっても嬉しいです! 御稲プライマルの【生糀漬けの素】サゴハチ100g もぜひお試しください! お取り寄せサイト